お客様の声

がん闘病中の髪の毛で夫婦のリング

手のひらの上のダイアモンドリング

2022年に乳がんになり、初めて『死』が身近なものになりました。お墓が県外で遠方な事もあり、主人の近くに私の存在が分かるものがあると良いなと思ったのがきっかけです。そこで思い出したのが何年か前に見たテレビの内容でした。遺骨でダイヤモンドが作れるという内容のテレビだったように思います。すぐ主人にその事を伝え、私が死んだら遺骨でダイヤモンドを作ってほしいと頼みました。

2023年に乳がんが再発し、より近くに『死』を感じました。改めて遺骨ダイヤモンドについて調べてみると、髪の毛でダイヤモンドが作れる事を知りました。抗がん剤が始まったら髪の毛が無くなってしまうので、とても良いタイミングで知る事ができました。早速問い合わせてみると、私と主人の髪の毛を混ぜて作れると教えていただきました。私たち夫婦には子供が居ないので、夫婦の形を残せるこの存在はとても魅力的でした。そこからはトントン拍子に話が進みました。電話とメールでやり取りをし、契約も書類の郵送で行いました。時には失礼な質問もしましたが、嫌な雰囲気を出さずに丁寧親切に対応して頂きました。

私たちはそれぞれで身に付けたいという理由でミニダイヤモンドを指輪にして頂きました。普段使いしやすいサイズなので届いてからはお互いずっと身に付けています。遺骨に拘らずに髪の毛で作って正解だったなと思いました。将来私が死んでも、主人の指でダイヤモンドが輝き続けてくれると思います。生きているうちにそれが確認できて、私自身も身に付けられて良かったです。このようなサービスを提供するお店はまだ少ないですが、こちらにお願いしてとても良かったです。素敵なダイヤモンドを届けてくださり、ありがとうございました。永遠の宝物です。

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