想いを形に─父を偲ぶダイヤモンド

ダイヤモンドというご選択

以前より、遺骨をダイヤモンドにできるという情報は知っており個人的に興味をもっておりました。このたび実父が亡くなり、ダイヤモンドという選択肢があるんだということを思い出しました。製造工程や取扱い会社等を改めて調べておりましたが、この段階では家族に希望を打ち明けることはありませんでした。しかしその翌年、遺骨のうち少量をミニ骨壺にて将来の納骨に向けて保管・残りをすぐに海洋散骨することが親族の間で決定しました。この決定を受けて、散骨用の一部をダイヤモンドにする可能性を感じ、彼等に承諾をしてもらえたので意思決定することが出来ました。

‍

カラーご選択の理由

いろいろな色にすることが出来ることは分かっておりましたが、なるべく手を加えないことが希望でした。オレンジが良いというよりもピュアなものが良かったので、色について迷うことはありませんでした。

‍

ダイヤモンド製作にあたってのご感想

美しく輝くダイヤモンドにとても感動しました。サイズも知らされていた規定サイズより少し大きかったです。遺骨をお預けする段階で、お会いすることが出来て、一緒に袋詰め作業してくださったことは非常に良いスタートだったとおもいます。その段階で少しだけ残っていた不安感の半分は解消されたとおもいます。また、こちらが発する何気ない独り言のような疑問も聞き逃さず後日調べて教えてくださったり、対処してくださったり、丁寧な途中報告等、ちょうどダイヤモンドが出来上がる頃には心配事は何一つなく待ち遠しさのみでした。お願いして本当に良かったと思っております。